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アプリケーションの登録データをCSVに出力する

ローコード開発で作成したアプリケーションの登録データをCSVに出力する方法を2通りご紹介します。要件に合わせて、いずれかの方法を選択してください。

方法1:クエリのデータ参照を利用する

こちらの方法では、登録されたデータを一覧表示し、CSV出力できる「データ参照」画面を作成します。 「データ参照」画面には検索機能もあり、特定の条件に当てはまる検索結果のみを出力することも可能です。

作成できる「データ参照」画面の例

図:作成できる「データ参照」画面の例

クエリを作成する

アプリケーションの登録データを取得するクエリを作成します。

  1. メニューの「管理」→「ローコード開発」→「アプリケーション一覧」からアプリケーション一覧を表示します。

  2. データをCSV出力したいアプリケーションを選択し、「アプリケーション管理」画面を表示します。

  3. 「ロジック」タブで「ロジックソースを追加」をクリックし、「ロジックを新規作成 > クエリ」をクリックします。

    クエリを追加する

  4. 遷移先の「クエリ編集」画面左上の検索窓に、CSVに出力したいデータが保存されているテーブル名を入力します。

  5. 「テーブル一覧」に対象のテーブルが表示されたら、テーブル名をダブルクリックします。

  6. 画面右側のグリッドが表示されている部分に、クリックしたテーブルが表示されます。

    テーブルを追加する

  7. テーブルの各行をダブルクリックすると、画面下部の「カラム一覧」にカラムが追加されます。データを取得したいカラムを全て「カラム一覧」に追加します。

    カラムを追加する

  8. 「保存」をクリックし、「クエリコード」「クエリ名」を設定してクエリを登録します。設定したクエリ名は、この後データ参照を作成する際に使用します。

データ参照を作成する

作成したクエリを利用して、データを参照する画面を作成します。

  1. 「アプリケーション管理」画面に戻り、「画面」タブを選択します。

  2. 「画面リソースを追加」をクリックし、「画面を新規作成 > クエリのデータ参照」をクリックします。

    クエリのデータ参照を追加する

  3. 「データ参照・新規作成」画面が表示されます。

  4. 「クエリ名」は「検索」をクリックして「クエリを作成する」で設定したクエリを選択します。

  5. 「集計パターン」に「リスト」を選択し、「次へ」をクリックします。

    クエリを検索する

  6. 「データ参照・新規作成 リスト/サマリ集計」画面が表示されます。

  7. 「データ参照名」を入力し、必要に応じて「データ参照コード」も編集します。

    データ参照名・データ参照コードを設定する

    ヒント

    「データ参照コード」はデータ参照画面にアクセスする際のURLに使用されます。 この後の作業でも使用するため、ここで控えておきます。

    CSV出力用の設定

    「エクスポート機能の利用」が有効になっていると、データのCSV出力が可能です。初期設定では有効になっています。

  8. 検索機能を利用したい場合は、「検索設定」に検索対象カラムを追加します。

    検索対象カラムを追加する

  9. ページ最下部の「参照権」を設定します。画像では「追加」からロール「Accel-Mart Quick アプリケーション管理者」を追加しています。

    参照権を設定する

  10. 「登録」をクリックします。

    備考

    その他の設定項目については、下記のドキュメントを参照してください。

  11. 下記のURLから、作成したデータ参照画面にアクセスします。

    • https://(ホスト名).accel-mart.com/imart/viewcreator/dataview/list/(データ参照コード)
  12. 画面左上の「CSV出力」からCSVをダウンロードできます。

    CSVを出力する

    検索結果のCSV出力

    検索機能を利用すると、特定の条件に当てはまるデータのみを取得できます。
    検索後にCSV出力を行うと、検索結果に表示されているデータのみが出力されます。

方法2:オプションテンプレート「CSVエクスポート」を利用する

こちらの方法では、オプションテンプレートを利用して、CSVエクスポートを行う業務ロジックを作成します。
ローコード画面開発機能を用いて作成した画面に、CSV出力を実行するボタンを追加することも可能です。

作成できるアプリケーション画面の例

図:作成できるアプリケーション画面の例

  1. メニューの「管理」→「ローコード開発」→「アプリケーション一覧」からアプリケーション一覧を表示します。

  2. データをCSV出力したいアプリケーションを選択し、「アプリケーション管理」画面を表示します。

  3. 「テンプレートからリソースを追加する」をクリックします。

    テンプレートからリソースを追加する

  4. 「業務テンプレート一覧」が表示されるので、「CSVエクスポート」の「次へ」をクリックします。

    「CSVエクスポート」テンプレートを追加する

  5. 「既存アプリケーションの更新」画面が表示されます。

  6. 「扱うデータの定義」の「テーブル名」に、CSVに出力したいデータが保存されているテーブル名を入力します。途中まで入力すると候補のテーブル名が表示されるため、クリックして選択します。

    参照権を設定する

  7. 「既存アプリケーションの更新」ボタンをクリックします。

  8. ビルドが完了したら、「アプリケーションにテンプレートから生成されたリソースを追加しました。」の「詳細」アイコンをクリックして「アプリケーション管理」画面に戻ります。

  9. 「ロジック」に「CSVエクスポート処理」が追加されました。

    参照権を設定する

  10. この後は、画面コンテンツを編集して画面にCSV出力ボタンを追加します。具体的な設定例は、以下のドキュメント参照してください。