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2023年6月21日のリリース

ノーコード開発機能

ワークフローのノード毎に項目の表示・入力モードを切り替えられるようになりました

ワークフローにおいて、フォーム項目を特定のノードでのみ表示/入力可能にする、または、反対に特定のノードでのみ非表示/入力不可にする、などの設定が簡単にできるようになりました。

これまでは、「表示タイプ」の設定で申請画面でのみ入力可能にする、承認画面でのみ表示する、というように画面の種別ごとに表示や入力の可否を切り替えられましたが、今回のリリースにより、承認画面の中でもさらにノード毎の設定ができるようになりました。
表示・入力モードの変更は、入力項目だけでなくファイルアップロードアイテムでも可能です。

以下の動画は、フォーム項目を特定のノードでのみ入力可能にする場合の設定例です。

フォームのデータ連携アイテム「明細テーブル」で一覧選択が利用できるようになりました

ワークフローやWebデータベースのフォームに配置できる「明細テーブル」(データ連携アイテム)に列タイプ「一覧選択」を設定できるようになりました。

明細テーブルで一覧選択を利用する

これにより、明細テーブルの値を入力する際に、データソース定義を用いた検索が行えるようになりました。例えば、外部連携先のシステムのデータを参照し、取得したデータを明細テーブルに反映できます。

ワークフローの承認以外の操作でもフォームの入力内容を保存するようにしました

ワークフローで差戻し・否認など、承認以外の操作を行った際にも、フォームに入力した内容を保存するように修正しました。

これまでは、差戻し・否認を行う際は、当該ノードでフォームに記入した内容は保存(更新)されない挙動でした。今回のリリースにより、例えば、「承認者コメント」のように承認者が入力する項目が存在するフォームの場合に、「承認者コメント」に差戻し理由を記載して申請者に差戻すような運用が可能になります。

外部のユーザとの協業(外部組織・外部ユーザ)

外部組織・外部ユーザに関する機能改修を行いました。

備考

外部組織・外部ユーザについては、「外部組織とは」を参照してください。

外部ユーザが参照できるワークフローの処理対象者の範囲を調整しました

外部ユーザがワークフローの「処理対象者状況確認」ダイアログを参照した際に、同じ外部組織に所属するユーザのみを表示するようにしました。

「処理対象者状況確認」ダイアログ

注意

処理者については、同じ外部組織に所属しているかどうかにかかわらずユーザ名が表示されます。
そのため、処理済ノードの処理者である場合、または、処理対象者にユーザを指定した場合は、外部ユーザからもユーザ名が参照できます。

処理者のユーザ名