基本(制御要素)
分岐や繰り返し、フロー呼び出しなど、業務ロジックの実行をコントロールする要素です。
注記
制御要素は特殊なタスクのため、本ページの記載は「凡例」に則っていません。
- 開始
- フローの開始地点を表す制御要素です。フローは必ずこの要素で開始する必要があります。
- また、1つのフローに配置できる開始要素は1つのみです。
- 終了
- フローの終了地点を表す制御要素です。フローは必ず終了要素、または、エラー終了要素で終了する必要があります。
- エラー終了
- フローが異常終了したことを表す要素です。
- 処理がこの要素に到達した場合、
ErrorEndEventException
がスローされます。
- 分岐
- 任意の条件で処理を分岐させる制御要素です。
- 指定した条件が満たされた場合は
then
のルートの処理が実行されます。満たされなかった場合はelse
のルートの処理が実行されます。 - 分岐条件はEL式で記述します。 EL式の記述方法は「EL式」を参照してください。
- 繰り返し
- 処理の繰り返しを行う制御要素です。指定された繰り返し回数、または、繰り返し対象の配列の要素数だけ処理を繰り返します。
- ただし、繰り返し条件が指定されている場合は条件を満たしている間のみ繰 り返しを行います。繰り返し条件はEL式で記述します。EL式の記述方法は「EL式」を参照してください。
繰り返し対象の取得繰り返し処理中の該当要素および該当要素番号はセッション内で保持されます。
EL式で該当要素を指定する場合は、${繰り返し開始要素のエイリアス.item}
を指定してください。
また、 該当要素番号を指定する場合は、${繰り返し開始要素のエイリアス.index}
を指定してください。 - フロー呼び出し
- 任意のフロー(業務ロジック)を呼び出す制御要素です。呼び出されたフローにはフロー呼び出し制御要素の入力パラメータが受け渡されます。
- 呼び出されたフロー内で、呼び出し元フローのパラメータ(定数や各タスクの実行結果)を直接参照することはできません。
- 変数操作
- フローに定義した変数 に対して、値の代入操作を行う制御要素です。
- 変数の初期化や、他のタスクから取得した値を変数に格納する際に利用します。