ワークフローの承認時にオンプレミスのデータベースにデータを登録する
後処理の業務ロジックを利用して、承認した案件の内容をオンプレミスのデータベースに登録する方法を解説します。
概要
このチュートリアルでは、承認した案件の内容をオンプレミスのデータベースに登録するワークフローを作成します。
後処理の業務ロジック内で、SQL(オンプレミス連携)ユーザ定義のタスクを利用することでオンプレミスのデータベースとの連携を実現します。
事前準備
注記
「Accel-Mart Quick システム管理者」ロールを持つユーザで実施してください。
-
「環境設定を行う」の手順に従ってオンプレミス連携エージェントの環境設定を行ってください。
データソース設定についてはデータソース種別「データベース」の設定を行ってください。 -
連携 先となるオンプレミスのデータベースに以下のテーブルを作成してください。
テーブル名: on_premises_insert_db
列名 データ型 主キー NOT NULL id VARCHAR(20) 〇 〇 name VARCHAR(500) 〇 note VARCHAR(500) 以下は上記テーブルのCREATE文です。
CREATE TABLE on_premises_insert_db (
id VARCHAR(20) NOT NULL,
name VARCHAR(500) NOT NULL,
note VARCHAR(500),
PRIMARY KEY (id)
);
ワークフローの作成
注記
「Accel-Mart Quick アプリケーション管理者」ロールを持つユーザで実施してください。
「テンプレートを利用せずに簡単なフォームを作成する」を参考に、ワークフローを作成してください。 作成するルート定義とフォームは以下の通りです。
ノード名 | 処理対象者 |
---|---|
申請 | Accel-Mart Quick アプリケーション管理者 |
承認 | 申請者 |
ラベル・フィールド識別名 | フィールド識別ID | アイテム名 |
---|---|---|
品名 | name | 文字列 |
備考 | note | 複数行文字列 |
業務ロジックの作成
オンプレミスのデータベースに案件内容のデータを登録する業務ロジックを作成します。
作成する業務ロジックでは、以下の処理を行います。
- 「SQL定義(オンプレミス)」を利用して、ワークフローで入力された品名・備考の情報を、オンプレミスのデータベースに登録します。