集計帳票のより高度な使い方
集計帳票に合計値を表示する方法、および、集計帳票で関数を利用する方法を説明します。
本ドキュメントの操作は「Accel-Mart Quick 営業支援編集ユーザ」ロールを持つユーザで実施してください。
明細データシートに合計値を表示する
「明細データ」シートに出力する項目(列)が数値の場合、その項目(列)の合計値を表示することができます。
利用用途としては、金額の合計値などを表示する場合等が考えられます。
受注金額列の合計値を表示しています。
合計(SUBTOTAL)の設定方法
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メニューから「営業支援」-「集計帳票」-「データレイアウト登録」を選択します。
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データレイアウト一覧から対象のデータレイアウト名を選択し、データレイアウト編集画面を表示します。
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レイアウトに追加した項目(列)の中から合計値を表示したい項目(列)を選択し、「合計(SUBTOTAL)を表示する」をチェックします。
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「更新」を押下し、データレイアウトを更新します。
明細データシートに関数を設定する
「明細データ」シートに出力する項目(列)には、関数を設定することができます。
利用用途としては、「オリジナル」シートを追加せず「明細データ」シートのみで帳票を運用する場合等が考え られます。
「明細データ」シートの「案件状態」を、関数を利用して「案件状態集計区分列」というコード値に置き換えています。
関数の設定方法
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メニューから「営業支援」-「集計帳票」-「データレイアウト登録」を選択します。
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データレイアウト一覧から対象のデータレイアウト名を選択し、データレイアウト編集画面を表示します。
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「+関数」を押下し関数登録ダイアログを開きます。
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「項目名」に追加する列の名称を入力し、「関数」に設定する関数を入力します。
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「更新」を押下し、データレイアウトを更新します。
関数では、行番号に置換される予約語{REPORT_ROW}
を利用できます。
例えば、行番号が「1」のとき SUM(A{REPORT_ROW},B{REPORT_ROW})
は SUM(A1,B1)
に置換されます。