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システム通知テキストメール送信

Accel-Mart Quickのシステム通知用のアドレスからテキストメールを送信するタスクです。
Accel-Mart Quickユーザ以外に対するメール送信には利用できません。

システム通知テキストメール送信

タスク固有設定

項目名形式説明
送信失敗時にエラーとするチェックボックス無効:メール送信に失敗した場合でもエラー終了とせず、処理を継続します。
有効:メール送信に失敗した時点で処理をエラー終了します。
初期値は無効です。

入力値

入力値の構造

im_sendTextMail <object>
├─ attachmentFiles <object[]>
│ ├─ attachmentFile <binary>
│ └─ fileName <string>
├─ bccUserCds <string[]>
├─ body <string> *
├─ ccUserCds <string[]>
├─ subject <string> *
└─ toUserCds <string[]>

入力値の詳細

項目名説明備考
attachmentFiles添付ファイル情報配列object[]メールに添付するファイルの情報を配列で指定します。
bccUserCdsBCCユーザコード配列string[]BCCに設定するユーザのユーザコードを配列で指定します。
bodyテキストメール本文string送信するテキストメールの本文を指定します。
ccUserCdsCCユーザコード配列string[]CCに設定するユーザのユーザコードを配列で指定します。
subject件名string送信するメールの件名を指定します。
toUserCdsTOユーザコード配列string[]宛先(TO)に設定するユーザのユーザコードを配列で指定します。
備考

toUserCdsccUserCdsbccUserCdsで指定されたユーザのプロファイル「メールアドレス1」に設定されているメールアドレスにメールを送信します。

  • 「メールアドレス1」が設定されていない場合は、「メールアドレス2」に送信します。
  • 「メールアドレス1」・「メールアドレス2」いずれも設定されていない場合、当該ユーザにはメールが送信されません。

ユーザのプロファイルにメールアドレスを設定する方法は、「ユーザの一括登録・更新」を参照してください。

attachmentFiles

項目名説明備考
attachmentFile添付ファイルの内容binary添付ファイルデータを指定します。
fileName添付ファイル名string添付ファイルの名前を指定します。

出力値

出力値として利用可能な値はありません。

類似タスクとの使い分け

  • 汎用タスク > システム通知HTMLメール送信
    • HTML形式でメールを作成したい場合に利用します。
    • HTMLメールでは、文字の装飾や画像の挿入等ができます。
  • 汎用タスク > テキストメール送信
    • Accel-Mart Quickのユーザ以外に対してメールを送信したい場合に利用します。
    • メールの送信元を指定したい場合に利用します。メールサーバ設定を行っている場合のみ使用可能です。

サンプル

入力で指定されたユーザにメールを送信する業務ロジックを作成します。
メールの本文は、テンプレートに入力で指定された値に埋め込んで作成します。

ここで紹介するサンプルは、以下よりダウンロードできます。

注記

ダウンロードしたサンプルは、「管理 → ローコード開発 → アプリケーション一覧」左上のメニューからインポートしてご利用ください。

注意

サンプルの業務ロジックを実行すると、入力で指定されたユーザに実際にメールが送信されます。

概要

以下のような業務ロジックを作成します。

作成する業務ロジック

以下のユーザ定義タスクを使用します。

  • テンプレート定義「メール本文作成」

作成手順

  1. 業務ロジックの入力を以下の通り設定します。

    キー名説明
    toUserCdstring宛先に指定するユーザのユーザコードです。
    toUserNamestring宛先に指定するユーザの名前です。
    ccUserCdsstring[]CCに指定するユーザのユーザコード配列です。
    idstringメールの本文に表示する項目(商品ID)です。
    namestringメールの本文に表示する項目(商品名)です。
    入力(JSON形式)
    {
    "toUserCd": "",
    "toUserName": "",
    "ccUserCds": [
    ""
    ],
    "id": "",
    "name": ""
    }
  2. 定数を以下のように設定します。

    定数ID定数値説明
    subject【お知らせ】商品を登録しましたメールの件名に設定する文字列です。
  3. 「ユーザ定義追加」から「テンプレート定義新規作成」を選択して、テンプレート定義「メール本文作成(ID:create_mail_body)」を作成します。

  4. 入力値で宛先ユーザ名(toUserName)、商品ID(id)、商品名(name)を受け取り、テンプレートの所定の位置に埋め込むようにします。
    テンプレートは以下のようにします。

    <#setting url_escaping_charset="UTF-8">
    ${toUserName}様

    以下の商品が登録されました。
    商品ID:${id}
    商品名:${name}
    備考

    テンプレート定義の詳細は「初期サンプルから見るユーザ定義(テンプレート)の詳細」を参照してください。

  5. 「開始」タスクの下に、作成した「メール本文作成」タスクを配置します。

  6. 「メール本文作成」タスクのマッピング設定を行います。
    宛先ユーザ名、商品ID、商品名を業務ロジックの入力から「メール本文作成」タスクの入力値にマッピングします。

  7. 「メール本文作成」タスクの下に、「システム通知テキストメール送信」タスクを配置します。

  8. 「システム通知テキストメール送信」タスクのマッピング設定を以下のように行います。

    始点終点
    create_mail_body1 - output<string>im_sendSystemNoticeTextMail - body<string>
    入力 - ccUserCds<string>im_sendSystemNoticeTextMail - ccUserCds<string[]>
    定数 - subject<string>im_sendSystemNoticeTextMail - subject<string>
    入力 - toUserCd<string>im_sendSystemNoticeTextMail - toUserCds<string[]>

    マッピング設定

    ヒント

    toUsersCdsは宛先に設定するユーザコードをstring型の配列で受け取りますが、宛先ユーザが1名のみの場合は、配列ではない文字列(string)もマッピングできます。
    その場合は、マッピングされたユーザコードのユーザ(1名)に対してメールが送信されます。ccUserCdsbccUserCdsについても同様です。

  9. これで業務ロジックの作成は完了です。業務ロジックをデバッグ実行すると、入力値で指定された宛先にメールが送信されます。

    送信されるメールの例

    備考

    デバッグ実行の詳細な手順は「業務ロジックをデバッグする」を参照してください。