特定のユーザを一時的に多要素認証の対象外にする
多要素認証の対象外とされたユーザは、「多要素認証適用ポリシー」として「強制的に適用」が設定されていたとしても、多要素認証の有効化を求められずにログインできます。
このドキュメントでは、特定のユーザを多要素認証の対象外にする手順を説明します。
注記
「Accel-Mart Quick システム管理者」ロールを持つユーザで実施してください。
備考
多要素認証について、詳しくは「多要素認証を利用する」を参照してください。
想定されるユースケース
多要素認証を導入済みの環境で、多要素認証を行えないユーザを通常のパスワードのみでログイン可能にできます。
また、携帯端末の紛失や故障で一時的に認証アプリから確認コードが取得できない場合などにもご使用いただけます。
多要素認証の対象外にするユーザを選択する
多要素認証の対象外にするユーザを選択します。
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メニューの「管理」→「基本情報設定」→「ユーザ」から、「ユーザ検索」画面を表示します。
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対象外としたいユーザを絞り込む条件を入力します。
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「検索」ボタンをクリックします。
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ユーザの一覧から多要素認証の対象外にしたいユーザの「編集」をクリックします。
多要素認証設定を無効化する
多要素認証の対象外にしたいユーザの「ユーザ詳細」画面から、多要素認証設定を無効化します。
注意
多要素認証の無効化に伴い、ユーザが既に多要素認証を有効化していた場合、以下の情報が削除されます。
- 既に発行しているバックアップコード
- 信頼済みブラウザ情報
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「多要素認証設定」タブをクリックします。
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「無効化」にチェックを入れます。
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「更新」をクリックします。
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多要素認証設定が無効化されました。
注記
多要素認証の対象外にしたユーザは、「無効化」のチェックを外して更新することで再び多要素認証の対象にできます。
また、ユーザ自身がメニューの「個人設定」→「多要素認証設定」から、多要素認証を有効化することで多要素認証の無効化が解除されます。