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Excelで作成された帳票をフォームとして利用するワークフローを作成する

このチュートリアルでは、MS Office Excelで作成された帳票を利用してワークフローのフォームを作成する方法を解説します。

作成するフォーム
図:作成するフォーム

注記

「Accel-Mart Quick ワークフロー管理者」ロールを持つユーザで実施してください。

想定されるユースケース

現行で運用されているExcel帳票をそのままフォームとして利用するワークフローを作成したい場合にご使用いただけます。

事前準備

作成するワークフローのフォームとして利用したいExcel帳票のファイルを事前にご準備ください。
このチュートリアルでは、以下のExcelファイルを利用した場合の例を説明します。
form_import_excel.xlsx

ワークフローの名前を登録する

ワークフロー「【チュートリアル】Excel帳票利用フロー」を新規作成します。
登録方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する - ワークフローの名前を登録する」を参照してください。

登録するワークフロー

ルート定義を設定する

ルート定義を設定します。
設定方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する - ルート定義を設定する」を参照してください。

設定するルート定義
図:設定するルート定義

フォームを設定する

「申請者」で申請するための画面を設定します。

  1. 「IM-BIS-フロー編集」画面で「申請者」ノードをダブルクリックして、「フォーム-登録」画面を表示します。

    「IM-BIS-フロー編集」

  2. フォーム名に「Excel帳票利用フォーム」と入力し、「登録」ボタンをクリックします。

    「フォーム-登録」

スプレッドシートアイテムを配置する

  1. 「フォーム編集」画面が開かれるので、画面右上の「ツールキット」をクリックします。

  2. 「入力アイテム」から「スプレッドシート」を選択し、ドラッグ&ドロップで配置します。

    「フォーム編集」

Excelファイルをインポートする

  1. 配置した「スプレッドシート」をダブルクリックして、「プロパティ」を開きます。

  2. 「基本設定」タブの ワークブックアイコン をクリックして、「ワークブックエディタ」を開きます。

    「フォーム編集」-「プロパティ」

  3. 画面左上の「ファイル」メニューの「インポート」をクリックします。

    「ワークブックエディタ」

  4. 「インポート」ダイアログが開くので、「ファイルを選択」をクリックします。

  5. フォームとして利用したいExcel帳票のファイルを選択します。

  6. 種別は「excel」を選択し、「インポート」をクリックします。

    「インポート」

    注意

    Excelファイルを取り込む際は、拡張子が「.xlsx」のファイルを使用してください。

  7. インポートされたExcel帳票が表示されるため、必要に応じてセルの大きさや文字サイズを調整します。

  8. 「ファイル」メニューの「保存」をクリックして、ワークブックを保存します。

  9. 「フォーム編集」画面に戻ります。

フォームを調整する

  1. 「スプレッドシート」を選択した状態で右下にカーソルを合わせ、ドラッグしてサイズを調整します。

    「フォーム編集」

  2. 「ツールキット」をクリックします。

  3. 「ボタンアイテム」から「ボタン(処理モーダル)」を選択し、ドラッグ&ドロップで配置します。

  4. 同様の手順で、「ボタン(戻る)」を配置します。

    「フォーム編集」

  5. 「更新」をクリックして、フォームの内容を保存します。

  6. 「Excel帳票利用フォーム」が完成しました。

申請画面の画面設定を他の画面と共有する

ここまでの手順で作成した画面を、「承認者」の承認時にも参照できるように設定します。
設定方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する - 申請画面の画面設定を他の画面と共有する」を参照してください。

共有完了後のフロー
図:共有完了後のフロー

ワークフローを申請する

作成したワークフローを実際に申請します。

  1. メニューの「申請」から、「申請一覧」画面を表示します。

  2. 「【チュートリアル】Excel帳票利用フロー」を選択します。

  3. インポートしたExcelファイルが埋め込まれた申請画面が表示されます。

  4. フォームの入力欄に申請内容を記載後、「申請」ボタンをクリックし、申請できることを確認します。

    「サンプル申込書」